大口を開けてアザラシを食べようとするホオジロザメ。今まさに、食べられようとしているその瞬間をカメラがとらえた！ もうダメかと思いきや、幸いこのアザラシは4分間の格闘の末に、難を脱してサメから逃げ切ったようだ。
この写真は、南アフリカ共和国のフォールズ湾に浮かぶ小さなシール島で撮影されたもの。カメラマンのクリス・フェローズさん（38歳）はアザラシを襲うホオジロザメの姿を発見し、撮影したという。
「サメはどうやら水中に潜（ひそ）み、アザラシを待ち構えていたらしい。アザラシが射程距離に近付いたところで、ミサイルのように飛びかかったんだ。アザラシは身体をひねってなんとかこれを交わしたんだが、次の攻撃で噛み付かれてしまった。もうこりゃダメだと思ったら、噛み付きが浅かったらしく、スルっと逃げてしまった」と、クリスさんは二者の激しい攻防について説明している。
サメの猛追は約4分間にわたって続いたが、アザラシは尻尾を少し噛まれただけでなんとか逃げのびた。この島には6万4000頭のアザラシが生息しており、4～9月にかけてサメのハンティングが目撃されるそうだ。まさに間一髪のところで逃げ切ったアザラシ。どうか再びサメに遭遇することなく、長生きして欲しいものだ。
Screenshot from dailymail.co.uk.
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オリジナル記事: たすたす！ たた、たたたすだずげでぇー！ 間一髪でサメから逃げ切ったアザラシ
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